3回継続の理由は「資産になる映像」イベントを一過性にしない「ストック戦略」に欠かせないツール
米国で市販する液体塩こうじを手に持つハナマルキの平田伸行マーケティング部長(同社提供)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2026030501172&g=int&p=20260305at79S&rel=pv
海外展開の手応えを、社内にどう共有するか
Q. 導入のきっかけを教えてください?
「ものづくりの挑人たち」導入のきっかけは、2015年、アメリカ・ナパバレーのイベントに液体塩こうじを出展したときでした。
出展前から、現地で液体塩こうじをプレゼンテーションして、お客様と話をして、感動するほどの手ごたえがあるという確信がありました。
ただ、その手応えや現地の空気感は、言葉だけではなかなか社内に伝わらない。いくら私が「良かった」と伝えても、映像で見ないと実感できないと感じていました。
そこで、外部へのPRというよりも、まずは社内にこの取り組みや現場の熱量をしっかり伝えたい、ということが「ものづくりの挑人たち」を導入した大きな理由でした。
取り組みを「ストックする」という戦略

Q. 海外展開や営業の中で、どのように活用されていますか?
営業ツールとしても活用していますし、海外でもプレゼンテーションの前に見てもらうなど、実際の商談の場でも使っています。
「ものづくりの挑人たち」は、海外展開にとって非常に貴重なPRツールになっています。営業の現場でも重要なツールとして認識されていますし、今回パート3ができたことで、さらに活用の幅が広がっていくと感じています。
私たちは広報戦略として「ストックすること」を非常に重視しています。イベントはどうしても単発で終わってしまいがちですが、それだけではもったいない。
しっかり映像として残し、ストックすることで、時間が経ってからも営業ツールとして活用できますし、企業としての取り組みの蓄積にもなっていきます。
「ものづくりの挑人たち」だからできること

Q.なぜ3回目となる「ものづくりの挑人たち」の活用を決められたのですか?
やはり大きいのは、「二次利用ができること」と「ストックされ続けること」ですね。
「ものづくりの挑人たち」は、放送後も社内外で繰り返し活用できる点に価値を感じています。実際、パート1の映像も10年近く経った今でも公開されており、時間が経っても価値が落ちないコンテンツになっています。
この“資産として残る”という点は、当時から非常に優れていると感じていて、それがパート3まで継続して制作しようと考えた理由の一つです。
当初はここまで継続することを前提にしていたわけではありませんが、海外展開における節目や大きなトピックがあるタイミングで制作していくことで、結果的に非常に有効なPR手段として機能していると感じています。
今後も、海外での新たな展開や転換期に合わせて、パート4、パート5と続いていく可能性はあると思います。
クオリティとコストのバランスが実現するストック戦略
Q. 「ものづくりの挑人たち」の魅力はどのような点だと感じますか?
「ものづくりの挑人たち」は、編集の質も高く、費用も過度に高いわけではなく、しっかりと対応していただけるため、非常に評価しています。
5分という尺も使いやすく、さらに英語対応など海外向けの展開にも柔軟に対応いただいています。コンセプトづくりから撮影、編集まで一貫して真摯に対応していただける点も含めて、信頼感は高いですね。
また、もし大手代理店に同様の制作を依頼すると、2倍、3倍のコストがかかる印象があります。そうなると、私たちが重視している“ストック戦略”自体が成立しなくなってしまいます。
その意味で、「ものづくりの挑人たち」は、ストック型の広報戦略を実現するために欠かせない存在であり、この取り組みがあるからこそ、今の戦略が成り立っていると感じています。

